ナラティブ・アプローチ

11月25日に、リモートでナラティブアプローチのセミナーを受講しました
カナダのカウンセリング心理学部のラリーコクランが1990年代にキャリア分野にナラティブ・アプローチを導入した先駆者だと言われています
ナラティブとは「物語」、自己理解の支援や未来の人生を描くための意思決定支援に役立つ手法として用いられています
導入者のラリー・コクランは、私たちキャリアコンサルタントに対して以下のような文章を出しています
人の未来を描く支援を行うことが、キャリアカウンセラーの使命である。
キャリアカウンセリングの目的は、クライエントの未来をデザインすることを支援することである
だが、未来は誰も実際に体験していない。したがって、未来のシナリオを創造する。そして、自分の未来に積極的、主体的にかかわり、未来を創造する主体者になることが大切である
物語を想像することが、人生の意味を紡ぎだす最善の方法である。

本セミナーの演習としてまず過去を振り返りました
自分の伝記を書くように依頼されたらどのようなタイトルをつけ、どのような章立てをするか
伝記(過去の振り返り)が終わったら次は未来を描く
次章の始まり
次の節目
人生の終わり
このワークをしてみてわかったことは、過去は整理しやすいが未来は描きにくい
自分の体感したこの感覚を忘れないように相談者と向き合っていきたいと思います

関連する記事

令和4年派遣労働者実態調査の概要
2023年12月05日
ケアマネ募集(パート)
2023年12月04日
美祢市求人情報(12.01発行)
2023年12月01日
「聞く立場」「聞かれる立場」
2023年11月24日
事務職募集
2023年11月21日
山口県農林総合技術センター畜産技術部
2023年11月16日