雇用保険のメリット
加入保険(社会保険)の種類については、このホームページでも何度もお伝えしてますが
今回は雇用保険に特化して説明したいと思います
雇用保険=失業保険と思っている方も多く見受けられますが
雇用保険に加入していることのメリットは沢山あります
雇用保険に加入するためには二つの条件があります
〇1週間で20時間以上の所定労働時間がある
〇31日以上の期間、働く見込みがある
以上の2点です
では雇用保険に加入するメリットです
1、失業手当が支給される(失業した際の生活費の一定程度が保障される)
2、育児休業手当が支給される(出産や育児によって働けない期間でも一定程度の収入を得る)
3、教育訓練給付(離職者訓練・一般教育訓練給付制度・専門実践教育訓練給付制度・特定一般教育訓練給付制度)
4、介護休業給付
5、新型コロナウイルス感染症への対策として話題の雇用調整助成金
などここにあげるだけでも多くのメリットがあることがわかります
先日も、産後1か月のお母さんが、育児休業手とかないため仕事を探しに来られました
相談者の多くが、雇用保険加入のメリットを知らないためコラムにまとめました
自分の働き方を選択することは、多様な働き方が選べるという権利でもありますが、よく知ったうえで選択するといいと思います
ずらす会話と受け止める会話
新しい環境で新しい人間関係
コミュニケーションがとても求められる時期ですね
会話には「ずらす対応」と「受け止める対応」があるのを気付いていますか?
例えば・・・
太郎さん・・・うちの犬が先週いなくなってさ、見つけるのに3日かかったよ
花子さん・・・うちの犬は、いつもフェンスの下を掘っているよだからリードをつけないと外に出せないの
🌸🌸🌸🌸
太郎さん・・・うちの犬が先週いなくなってさ、見つけるのに3日かかったよ
花子さん・・・えーそうなの、どこで見つかったの?
さぁあなたが太郎さんならどちらが聞いてもらえたと思いますか?
どちらの話しが弾みそうだと思いますか
🌸🌸🌸🌸
気付かないうちに人の話しを取ってしまうのはありがちなことです
相手の会話に興味をもって目線やあいづちできいてるよという非言語の対応もですが
「えーそうなんだ」「それからどうなったの」のように声をかけてみてはどうでしょうか
自分の話しを聞いてほしいなと思ったら
「私も話していい?」って言えば、会話泥棒にはならないと思います
雇用関係助成金パンフレットと支給要領
2023年度版パンフレット
〇 雇用の安定
〇 職場環境の改善
〇 仕事と家庭の両立支援
〇 従業員の能力向上などに関する雇用関係助成金
〇 労働条件等関係助成金
など様々な助成金があります。活用ください
有期契約労働等に対する労働条件の改正ルール
2024年4月施行
1年先の法律改正にはなりますが、有期契約労働等に対する労働条件の明示のルールが改正されます
〇 契約締結と契約更新ごとに更新上限の有無等を明示
〇 更新回数の上限を 2回目以降の契約の際に新設する場合や、最初の契約締結時に設けていた更新上限を 短縮する場合には、事前にその理由を説明
〇 無期転換申込権が発生する 更新のタイミングごとに申し込み権があることや、無期転換後の労働条件を 明示すること
(労働基準法施行規則5条の改正)
労働条件の通知は法律で定められていますが(労基法15条1項、同施行規則5条)守られていない事例をよく聞きます
働き始めるときには、必ず労働条件通知書をもらいましょう
事業所の方は必ず提示してくださいね
求人票は、労働条件通知書ではありません
新年度ですね
みなさん、いい新年は切れましたか
新卒の皆様おめでとうございます、学校と社会の違いをそろそろ感じ始めていますか
転職や、配置転換で環境が変わった皆様
大変さを抱えていませんか?
また一から覚えるのか・・・・
人間関係がうまく構築できるかな・・・
移動先の仕事がこれまでの経験を活かせない・・・
吹き出しの中に様々な言葉が入りそうですね
提案です
今までの自分をいったん捨ててみませんか
培ってきたプライドが、自分を苦しめることがあります
新人になった気持ちでわからないことをわからないと聞けると楽だと思いますよ
自分のプライドに苦しめられること!結構あるものです
自信を卒業して、心にスペースを作り新しい知識を入れていきませんか
はなむけ
環境が変わるこんな時期
学生から社会人になる
家からの旅立ち
転勤等による移動
これらがストレス要因になることがあります
人にはストレス耐性(生体を防御するために必要な反応)がありますが
疲れたな・・・落ち着かないなと思ったら
まずセルフチェックしてみましょう
興洋産業(株)
労働法はなぜ必要
繰り返しお伝えする労働法!なぜ必要なんでしょうか
資料にまとめてみました
労働法がないと、立場の弱い労働者が守られないという事ですね
しかし大切なのは働くときの義務と権利を知っておくこと
では働く義務とは何でしょう
○勤務時間を守る
○働く上での規律を守り仕事をする
○自分自身や他人の健康や安全に配慮する
○企業秘密や個人情報を守る
○所得に応じた税金を納めること
権利にはどのようなものがあるでしょう
○最低賃金法に基づき、最低賃金が保証される
○労働条件の改善や問題解決のため、労働組合や雇用者と交渉する権利がある
○労働時間の制限(週40時間、月160時間を超える労働を禁止)
○有給休暇の取得
等があります
「義務と権利」大切です