若年者の悩み

カテゴリー美祢就職相談室

4月の中旬から若年者が多く訪れています
16歳~27歳まで
ひとりひとり考えることが異なっていて
若年者だからとひとくくりにできないとつくづく思います

自分って何が向いているんだろう
自分は何の職業についたらいいんだろう
こんな時にはツールを用いて自己理解を深めていきます
 〇なんのために働くんだろう(仕事・働くうえで大切にしたい価値観)
 〇求人票は何を優先して見るのだろう(優先度)
しかしツールを使ったからと言ってわからないものがすぐに明確になるわけではありません
こうして自分を探しながら仕事を探していけるといいと思います

自分の人生を生きる

カテゴリー美祢就職相談室

60歳を超えた方からこんな相談がありました
これまで一度も親に褒められたことが無い
何をしても否定されてきた
人生100年時代になりこの先どう生きていけばいいか考えている
自分は1流の人間になりたかった
親にそう言われてきたから
でも1流になれなかった
何をしても認めてもらえず
何をしてもだめだと言われてきた
今ここからどう生きるか

1流の人生がどのようなものなのかはわかりません
でも他人の比較するから自分は1流じゃないって思ってしまう
自分のなかで自分の人生は1流だと思えればいいんだと思います
私も母親なので、 十月十日(とつきとおか)おなかの中で育て
自分から生まれてくるその愛おしい命のことはよくわかります
だから過度に干渉したり、自分の言うことを聞きなさい、親は間違えない
なぁーんて間違えた感覚になるんだと思います
この子のため、この子のためと思いながら案外母親の名誉のためということは多いものです
母親は子離れを、子どもはひとりの人格です
子どもは自律を、自分の人生を歩むのは自分です
両親は、大人として子どもの良い相談相手になってあげてください

相談者の女性は、母の考えの呪縛から逃れようともがいていたことが自覚できた
この考え方で生きていけば、自分も家族も円満になると言われました
自分の人生を歩くことが出来るひとが増えればいいなと思います

中高年齢者の課題や特徴

中高年齢者支援のためのキャリアコンサルタント研修を受講しました
中高年は概ね40歳からです
就職相談室に来室される中高年齢者の多くが悩みを抱えています
それは人生が100年時代になり「3ステージのモデル」から「マルチステージの人生」にシフトしていくこのことで、職業人生は長期化し、多様な働き方や、学びなおしなど多くの移行期(トランジション)を迎えるようになったことも要因があります

ダニエル・J・レビンソン人生の発達段階・ライフサイクルを四季(人生の四季)になぞらえ4つの発達期があるとし安定期と各発達期の間に5年程度の過渡期が存在すると考えました
「人生なかばの過渡期」は中年の危機
・自己内部での戦い
・外の世界との闘い
・生活構造の主な要素(職業、若者との関係、結婚など)の見直しと新たな選択
・「若さと老い」などの葛藤

つまりは人生が長くなりマルチ化し、体力、気力、環境の変化などで自分のなかに惑いが出てくることです
これは特別なことではありません
中高年期の課題として会社の中でもなかなか相談相手が見つからない
弱音を吐くことも拒まれるこんな状況にいる人も多いかと思います
ひとりでは解決できないときは、企業であればセルフキャリアドック(キャリアコンサルタントがいます)の活用
ハローワークや、お仕事センターにもキャリアコンサルタントがいます
相談してみてはどうでしょうか
何のためにこの仕事をしているのかわからくなった、意欲が持てないそんな時は
何を手放すのか(自責の念、葛藤)など一緒に考えてくれます
整理することで、過渡期を乗り越え次のステージに進んでいけると思います

HPを見てきました

初めての経験でした
このHPをリニューアルして以降平均的に1か月あたり3万5千件から4万件のアクセス数となっています
少しでも届きますようにと、出来るだけ毎日更新して来ましたが
相談に来てくれた人が、ここのHPに書いてあった応募前職場見学っていいんですかと質問をしてくれました
本当にうれしかったです

応募前職場見学にはメリットが沢山あります
注意点としては、応募前職場見学に行くことの目標をどこに置くのか明確である事
美祢市内の多くの事業所が応募前職場見学に協力をしてくれます
コロナ禍であっても、出来ることを見つけて対応してくださいます
事業所に聞きたいことも明確でない
興味もそんなにない、ちょっと見てもいいかなと思った
これでは協力して下さる事業所に申し訳ないですね
職場見学に行く前のカウンセリングでこの辺りは明確にしますし
勿論キャリアコンサルタントが同行します
そんな話をしました

応募書類で増えてきた職務経歴書についても質問を受けました
美祢就職相談室ではジョブカードを活用しています
ジョブカードの良さは自己の棚卸をすることで強みに気が付き弱みの対策ができる事です
ジョブカード作成の過程で応募書類の作成もできます
興味のある方は相談くださいね

キャリアとは

カテゴリー美祢就職相談室
キャリアの定義
「キャリア」とは、過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すものです。「職業生涯」や「職務経歴」 などと訳されます。

キャリアと言う言葉は
広義に「人生・生き方」を表しており 「就職」「転職」「出世」「今の仕事」 は一つの要素ということになります
キャリアカウンセリングでは
家族との関わり、自己の目標、ワークライフバランスなどをもとに一緒にキャリアを考えていきます。

相談者の話を聞いていて、ふとHPを見られる皆さんにも伝えたくなりました
それぞれにいろんな人生を生きています。その中のひとつに仕事がありその人によって仕事の意味や自分に占める割合は違います
自分が最優先することを間違えないようにすることが大切です

私だけ・・・

カテゴリー美祢就職相談室

私だけ・・・
よく聞く言葉ですが、相談室では真反対の意味で出てきます

?こんなにつらいのは私だけ
職場になじめない
人間関係がうまくいかない
仕事についていけない・・・

?私だけではない
みんな同じ思いをしている
みんな抱えきれないものを持っている
もはやこれは人生の課題であり人生の試練である

私だけと思っていても、私だけではないと思っていても
ただひとつ言えるのは、コップの大きさ以上に水は入らないと言うことです
全身に力が入り、涙があふれるのは容量以上の水を注ぎこむから
客観的に自分を見るトレーニングをすれば自分の容量がわかりますが
これには時間がかかります

1日終わりのおまじない
今日1日私はよく頑張った!声を出して自分をほめてあげませんか?
自己肯定感はこれだけでも少しづつ高まっていくものです

シニアの力に感服

カテゴリー美祢就職相談室

定年再延長を更に1年延長して3月末で退職予定
元気元気
税務署に行ったら、税金を払う人にならんといけんと言われたと
明るく笑う、と言うより爆笑
わしゃまだ働くで・・・
国民の義務じゃけぇの
働いて税金納めて勉強する
わしゃ勉強だけはしてこんやった
また爆笑・・・
これから10年は働けるかな
ハロワークも交えて今後の作戦会議を終え
また来るぞぉと帰宅
いやぁ感服!!

自己肯定感が高まる

カテゴリー美祢就職相談室
キャリアコンサルタントには守秘義務があります。その上で個人を特定しない範囲で同じような悩みを持たれている方に向けて発信しようと思います

人間関係がうまくいかないんです
気づかないふりをしているのですがいつも浮いてしまいます
自分に問題があるのだと思います
こんな悩みを持っている人は多いと思います
彼女の場合、気づかないふりをして、誰一番明るいふりをして自分を傷つけていました

就職の報告で来室されました
私救われたんです
誰が自分の事を褒めてくれなくても、自分で自分をよくやったって褒めてあげたらいいって言われたでしょ
人と比較しなくてもいいって言われたじゃないですか
その言葉にすごく救われたのです
だからがんばってみます
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確かに彼女が悩んでいる時にその言葉をかけました
自己をを認めるのは大変難しく大変大切です
新たな環境で自分を認めて頑張ってほしいと思います

強み?弱み?

カテゴリー美祢就職相談室

(事例)
全日制で高校に行っていたけど、学校生活に興味を持てず出席日数も成績も不足して留年、転入学して通信制を卒業した
これって応募時に言っていいんですかね・・・

さて皆さんはどう思いますか
これは強み?弱み?
自分で判断して通信を選択し卒業したことを今良かったって思っているなら、その道はその人のキャリアにとって後ろ向きではないと思います
「若かったこともあって高校生活に興味をなくしていた、しかし自分の目指す道が高校卒業が条件だったので高校卒業を目的に通信に行きました、今は卒業できたことを良かったと思っています」
これは決して弱みではないと思います

1人で悩まないで
就職相談室を活用ください

キャリアカウンセリングについて

カテゴリー美祢就職相談室

キャリアカウンセリングは基本1対1で行います。
何のためにカウンセリングをするの?人と話すのは得意じゃないよ
出かけて行かないといけないの?
やはり対面で行うのが良いですよ。新型コロナウィスの影響でリモートでも行われていますが、美祢就職相談室は飛まつ防止などの対策を十分行っています

ジョハリの窓

上の写真はジョハリの窓です
キャリアカウンセリングは、自分だけわかっている「秘密の窓」や自分は知らない「盲点の窓」、まだ誰も知らない可能性などの「未知の窓」を出来るだけ小さくし、自分を良く知ることで適職探しのためにも行います。応募書類や面接では自分の事よく知っておいた方が良いですよね
もちろん秘密は保持されますので安心です
出来れば事前に電話で予約下さいね